久しぶりの2丁目申請 銃選びは大変だ 散弾銃20番申請のための診断書 と スキート練習記録 猪狩プロからの教えを読み返す

2丁目の猟銃入手を検討中。とりあえず申請様式セットを生活安全課から昨日もらってきたので、午前中一番にまずは診断書から片づける。

院長がハンターでもある地元のクリニックに今回も診断書をお願いする。日本全国の猟師が減りつつある今日、狩猟や射撃に理解のある精神科医師の存在は本当にありがたいです。

午後、兵庫県の須磨総合射撃場に向かう。7番マークのみの練習で4ラウンド、100発。成績は7割弱の命中率。

東京で鉄砲撃ちをしていた16年前、立川三進小銃器の猪狩プロに大月射場で教えてもらったころに書き留めていたノートを 読み返す。

『7番マークが満射になるまでは他の撃っても弾とクレーのムダ』と書いているので、その通りに練習し直しているわけである。

前回鉄砲を持っていたような燃えるような想いはもうないが、同じクレー射撃するなら的中しないと面白くないし、今期の鳥撃ちにも備えて準備をと。疲れすぎる前に切り上げて午後3時には帰宅。

これから2週間ぐらいで、2丁目の鉄砲を決める予定。20番自動銃、替え銃身付きが希望。以前はアメリカに居たときに米国の銃砲店で買ってきて持ち込み輸入したベレッタA390の12番から始まって、同じ型式のA390の20番も所有し、各々にライフルサイト付き22インチのシリンダーチョークの替銃身付きでした。

去年から使っているミロクのスポーティングクレー銃では12番スラグはやはりあまりにもリコイルが強いのでフリンチングを起こしてしまってもう嫌になったので20番が欲しくなったのです。以前も同じ理由で、大物猟で私が主に使うのはベレッタA390の20番となりました。

神奈川県のライフル名人の桑原陽之介さんに教えを請い、しっかり撃ちこみ練習し、自動銃にも拘わらずアポロ社のスラグ ターゲットロード20番で50m立射でいつも確実に黒丸に入るまでに仕上げていました。 加えて、同じく桑原さんのお勧めで20番のミロクMSS-20ボルトアクションは、彼の愛用のスコープまでいただいて、それは抜群の精密射撃用として主に射撃会用に所有していました。

しかし、MSS-20で北海道のエゾシカ遠射撃ちしてみようと持参したところ、銃全長・銃身長が長いために、山に入ってはヤブの中では取扱が難しく、山で銃をもったまま転倒(もちろん弾は装填していません)したら木製の銃床が割れてしまいました。

結局、私にとっては 狩猟用には 軽量で短い銃身・全長のA390 20番が一番信頼できる大物四つ足 猟用の銃となりました。 主にこれで北海道の鹿・熊、丹波篠山の猪と鹿猟を楽しみました。

東京で鉄砲を所持していたころは独身でしたし、2年目には5丁を所持する勢いで猟銃に凝ってましたが、長い間鉄砲や狩猟から離れた後に地元兵庫で再び鉄砲撃ちになった今回はこの2丁目でおしまいにするつもり。

年1回の鉄砲検査にエレベータのない地元警察署の三階の検査場まで鉄砲を担いで階段を登るには二丁で十分と判断。必ず自分自身で保持する必要があるので二丁でもケースなどを入れると20キログラムにはなるから、それ以上は体力がもちません。

さて、16年前と違って、日本でもサボット(本当は『サボッ』と発音すべきですが)が一般的になり、北海道でも鉛弾が使えなくなったとのことですので、今回は同じ20番でもハーフライフルの銃身が使えるのを探しています。ベレッタ20番にハーフライフル銃身さえあれば一番良いのですが、日本にもアメリカにもないようなので、おそらくレミントンかブラウニング(日本語ではブローニング)になりそうです。

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プロフィール
元銀行員 元ヒコーキ野郎 元会社経営者
あげは岸本

『忠臣蔵』で有名な播州の片田舎に住むGOING GREENな農民。 趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線JE3LJK・薪ストーブ。 ヨットで日本一周、シングルハンド世界一周を目指しています。  最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。

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