もう今年も師走に。なっちゃった。
走り回ってます。
ユーザー車検が無事終わり(サンバー軽トラの車台番号はスバルのディーラーの整備士さんがダメもとでワイヤブラシでこすっていただいたおかげで番号が見えるようになり受検可に、エンジン警告灯点灯の小さい乗用車のミッションASSYは交換、一度車検で落ちたこの大きい乗用車のブレーキLEDランプも交換してもらい 3台をユーザー車検で無事通過) やれやれ。
2024年12月4日にはオリオン号兵藤さんの待つ みとマリーナにこの車で快適日帰りドライブ。 いただいたモニターMONITORのウィンドベーンをトランクに大事に格納して帰ってきました。このウィンドベーンがあれば外洋に2歩近づいた感じです。(兵藤さん、どうもありがとうございました)。自作ウィンドベーンも諦めたわけではありませんが。。。不自由な手肩ではなかなか作業が進まないままでした。
先週の火曜日2024年12月10日には明石港係留のヤンマー3YM搭載ヨットを拝見して、そのあとにヨットの先輩達に連れられて明石の立ち飲み屋を経験、好きになりました立ち飲み屋『呑べえ』。飲みながらいろいろ教えてもらえるヨット談義が何よりも好きです。(私はノンアルコールでしたが、ノンアルでも酔える気分になるんです。不思議ですが。また、船に乗っていると余裕がないので陸で話してもらえると操作すべき方法と失敗内容がよく分かるのでした。実はポケットには小さなヨットのおもちゃを入れてます。話しているときにそのヨットを取り出して模型で操作を説明してもらえるようにと忍ばしているのです。)
来月のマスト倒しのときに 玉掛けしてマストを特に注意して扱うべく 2024年12月13日から4日コースで玉掛け技能講習とクレーン特別教育を、明石つながりか、ヨット繋がりか、コベルコ明石で受講しました。 (素晴らしい講師陣で10年前に受講したコマツの小型ユンボーのときよりも授業内容がとても充実してました)。
玉掛けriggingとクレーンcraneで来月のマスト整備の準備はばっちりと、気持ちよく、家路に向かっていたその時に、
悪魔が 北播磨総合医療センターから東に向かっての坂の茂みに 潜んでいたのでした。
そいつが飛び出してきた。 夜8時05分。
イノシシです。 ドンコのサイズです。
気づいたときには遅かった。
教科書的な衝突コースを見事に維持しながら相手が猛ダッシュしてぶつかってきたのです。
ドォガ~ン ゴトゴト
車の中に野生のイノシシの臭いが。(これでも鉄砲と罠猟師ですから私の鼻が猪の臭いを覚えています)。
車を停めて。後ろをみると ひっくり返っていました。
まだ ピクピクしてました。
こういう時に冷静に対処できるのが、飛行機とヨットと鉄砲撃ちで非常事態の場数を踏んできた私です。
非常灯をつけて車を移動して、警告フレア(着火式の)を探しても見つからないので、ヨット用に持ち歩ているヘッドライトを頭につけて、後方に向けて合図しながら 110番通報。
この車には狩猟用軽トラと違ってビニール手袋もトドメ刺し用ナイフも積んでいませんので、下手に手負いのイノシシには近づかないようにして 十分な距離を保って 様子を観察することに。
自分が下ってきた坂を見上て 後続車に注意喚起しながらパトカー到着を待ってました。そうすると、その坂の上の方でも大きなイノシシが横切っていきます。どうやら獣道に新しい工業団地用の道路が作られてしまったようです。だからイノシシ横断注意看板があるのですね。『豚熱』が収まればそこにくくり罠を仕掛けてこの敵をとるつもりです。。
パトカーを待ち始めて そのまま待機して 20分ほどしたころに、
下り坂を轟音と共に猛スピードで下ってくる
バカ軽自動車が。
私がヘッドライトを手でもって合図しても
道路上の物体に気づかないのか、速度を落とそうともせずに、
そのまま まだピクピク動いていたイノシシを猛スピードで跳ね飛ばして、停車もせずにそのまま走り去りました。
ひき逃げです。
ショックなのは、このひき逃げ行為です。
よく自動車事故で道路で横たわっている負傷者が次の後続車にもう一度衝突されて絶命してしまうとか刑法の本で昔読んだ記憶がありましたが、その通りのことが目の前のイノシシで起こりました。
あの動いていたイノシシを完全にひき殺したあの軽自動車の運転手は酒に酔っていたのか、あるいはスピード出しすぎだったことを隠したかったのか、あるいは何かに衝突したことを気のせいにしたかったのか、現場には戻ってきませんでした。
道路に横たわっていたのがあれが息のある猪でなくて人間だったらと思うとぞっとしました。
そのあとが またすごいのです。
反対側に止まって(助けにこようともせずに) 事故処理の様子を見物しながら電話していた スクーターの兄ちゃんが方向転換してやってきて 片言の日本で何か話しかけてくる。 意思疎通ができない程度の日本語なので 英語で返しても 英語も理解できないご様子。 どうやら遺体となったイノシシを夕食の食材にしたいようだ。 中国人かベトナム人の雰囲気。 『警察がすぐくるぞ』と言うと、それだけは分かるようですぐに消え去りました。
この国はとんでもない移民だらけの移民大国になりそうなのですぞ。こんな片田舎なのに実質移民と呼んでもおかしくない 日本語を解さない外国人達が イノシシの頭数以上に増えているのかも。
車はそのまま自走できる状態でしたので家に帰って、家内の車が大破したと伝えました。
私の体は大丈夫?との気遣いの一言もなく、『車がダメだなんて』だって。
あぁ~、俺の体よりも車かよと!
それが 昨晩で一番ショックなことだった。
なお、昨晩、そのひき逃げ軽自動車の前には BMWの運転手さんが ちゃんと私の手持ちヘッドライトに気づいて 徐行して イノシシの前で止まってから、そのイノシシと私の車を追い越して駐車したうえに、手助けできることはないか 警察に連絡したかとの お声がけをいただきました。 これこそ運転免許更新時のセミナーで習った『 思いやり と 譲り合い と 助け合い 』の運転手精神ですよね。 この事故で人間愛も感じることができたのでした。
一晩経って、夜が明けて 今朝、今、車を見ても、やはりフロントバンパーがすべてひどく壊れてますから、昨夜の出来事は やはり夢ではなかったようです。 夢であってほしかったです。。。夢だったら よかったのに。。。
この車はもう古いからと車両保険を外してしまっていました。 経済的価値を考えると 廃車にするか、あるいは この古い車を自分で直すかです。 さぁ、大変。 時間はあるので、ヨットの整備の練習だと思って車も直してみヨット。かも?
うちの車はこのバンパーよりももっとひどく壊れてますが。。。
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コメント
私も12月1日に野生動物と衝突してしまいました。幸い、相手がイタチかテンかハクビシンかそのサイズでナンバープレートがステーごと脱落するだけで済みました。
20キロ走ってからガソリンスタンドでナンバーが無くなっていたのを見てびっくり!
ナンバー探しに元の道を戻り無事回収。小動物はいなかったので逃げおおせたのでしょう。ナンバーがあるかないかで陸事の対応はえらく違うようで、棄損という処理ですべてお店任せで終了しました。
友人は鹿と当たり全損。車両保険(アウディだからさすがに入っていましたね)で車両価格分を出してもらい、さらに百数十万円くらいだして中古車に買い換えました。
私はラッキーでした。。。
30年前は猟師さんが罠猟ではなく、鉄砲で打ってましたが老齢化したのかもう来ません。お陰でイノシシ、シカ、小動物、大量のサギ類、カモメ、野生動物の領地に人間が住んでいるかのようになりましたね。
コメントどうもありがとうございます。お怪我が無くてなによりです。私のナンバープレートは極端に折れ曲がっていましたが まだついています。PTSD?とまでは言いませんが、今日もリハビリのために神戸まで別の車を運転していると重い気分、不安感を感じました。また何かが出てきてぶつかりそう と想像して 嫌なドライブでした。一度座礁すると 座礁したときのことばかりが思い出されて 操船しているといつもストレスを感じると聞いたことがありますが、こんな感覚なのかもしれません。おっしゃる通りです。日本の田舎の住民は野生動物の領地内に居候させてもらっているような状態になりつつありますよね。誤った警察行政と環境行政のために日本全国どこも若い人が増えないので経験豊富な猟師は減る一方ですから。