コロナ禍で見直す山仕事 自伐型林業までやらなくても次世代が里山を活用できるように

数年前、林業に興味が湧いてきて、まずはロープ作業を習おうとIRATAのクラスIの資格も取った、

そして、山仕事をよく知ってるご近所に自伐型林業ってどう? と聞くと。
『死にたいのか?
木ほど 危ないものはない』との返答。

母に、林業ってどう? と聞くと。
30年前、父が、山で木を切っていて、もう少しで大けがするところだった と 慌てて家に帰ってきて、
『絶対に山の木はもう伐らない。子供にも絶対させてはならぬ。チェーンソーも売る』 と言って山道具をすべて処分してしまったそうです。

リスクはプラスとマイナスがありますが、マイナスのリスクが大きすぎるかなと。 結局、自らは伐採はせずに危険作業は森林組合にお願いして、比較的安全な最後に薪にする作業だけを楽しむことにしました。

さて、再び林業に興味が湧いてきました。7-8割の国土が山なら、山をいかに使うか。かつ、コロナ禍だからこそ。屋外での仕事を。

昨日、危険のない植林から始めました。自宅生垣から落ちてくるドングリからウバメガシの苗木を作っておいたのを自分の山に植えてます。孫の世代に備長炭がつくれるように、おいしいイノシシが捕れるように(このウバメガシのドングリを食べているイノシシの肉は味が違うそうです)と。

ご先祖様に感謝します。山林を残してくれたことを。田舎生活は古家と田畑だけでなく里山がセットでないと完結しません。だって煮炊き暖房のエネルギー源でもあり、落ち葉を集めればたい肥になるのですから。今後は私は自分が安全にできる植林だけしておきます。あとは次世代に任せます。

これから田舎移住を考えている人は、山も一緒に買って移住してきてね。エネルギー源を確保していることが大事なのです。

プロフィール
元銀行員 元ヒコーキ野郎 元会社経営者
あげは岸本

『忠臣蔵』で有名な播州の片田舎に住むGOING GREENな農民。 趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線JE3LJK・薪ストーブ。 ヨットで日本一周、シングルハンド世界一周を目指しています。  最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。

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