タフブックCF19とOpenCPNで決まりかな AISも紙海図も電子海図も気象もなんでも来いのOPENcpn

片田舎 丘陵地にある自宅、地上高18mに設置している144mhz用3エレ/430mhz5エレ垂直八木アンテナを RX CARBONという(EU製でPCとはUSB接続の)AIS受信機の 同軸コネクターに繋いでみたところ、なんと30海里も離れている相生停泊中のAIS信号を受信しました。写真画面の一番左上のが その船です。アンテナは真南に向けているのに南西方向の加古川に沿って電波の通り道が開けているのがよくわかります。大阪湾方面はやはり1000m弱?の六甲山系に遮られて武庫川沿いに弱い電波を拾っているだけなのか数隻しか受信できなかった。 当局からは同じアンテナの430Mhz5エレ部分で小豆島のレピータにアクセスできるので、その手前の相生なら届いて当たり前かもしれませんが。。。

ヨットのマストトップにAIS用のアンテナをあげれば50海里先のAIS信号が受信できるとの外洋ヨット(日本からサンフランシスコ)の先輩の言葉はホントのようです。

写真画面は、中古で買ったタフブックCF-19のものです。openCPNのAISプラグインを使って地図上に映し出しています。レーダー風にも表示できました。アイコムとフルノで2台持っているAIS送受信機のうちアイコムMA-510TRJは画面付きのスタンドアローンです。そのアイコム画面よりもこの無料ソフトのOPENcpnの方がずっと使いやすくて見やすいです。ドジャーの中に1台と濡れないようにもう1台はキャビンの中に置いて、中古格安タフブックで2台体制でナビするほうが賢いかもと。もうひとつ気に入ったのはサイズの小ささです。これなら片手でなんとか持てます。ド近眼老眼で見えにくいときにも画面ごとタブレットのようにも目元迄持って来れるし。木枠クレードルを作れば本体が軽すぎないので飛び回らずに体よく収まって簡単に固縛できそう。Expeditionソフトまでの導入はしませんが、open-cpnとtoughbookと衛星通信・アマチュア無線を組み合わせればクルージングに必要な悪天候回避のためのGRIBB気象データも天気図も六分儀用データも取れそうです。

Thinkpadにも今年初めにopenCPNを実験インストールしてPILOT CHARTの勉強をしましたが、しばらく使わない間にOPENcpn自体の操作方法を忘れてしまってるので、タフブックにインストールしながら ふたたびヨチヨチ歩きです。今回は試しにアラスカ・グァム・ハワイ・pacific northwest西海岸とホーン岬のアルゼンチンとNZからの太平洋無料紙海図(下の写真の海図)データをまずはインストールしてみました。

ちょっと見えにくいですが、小笠原やグァムや沖縄まであります。ニューペックスマートは小笠原と沖縄間の大部分の太平洋に関しては情報全くなしですから、openCPN入りのCF19のほうが良いですね。

電子海図もアメリカとNZは無償だそうです。日本もそれほど高くはないそうなので、つぎはプロ用の電子海図に挑戦です。

こんなに便利だと、外洋ではやっぱりレース艇と同じくタフブック一択のようになるわけですね。 データが更新されにくい大手日本メーカーや海外の高額GPSプロッタや統合型システムよりも、あるいは耐久性に劣るIphoneやIpadなどよりも、この中古タフブックTOUGHBOOKの自作ナビ用ラップトッププロッタのほうが、ずっと良いかもと。以前、ヨットの先輩からいただいたご助言通りになりそうです。(彼のはPC用のニューペックとthinkpadとGPSアンテナのセットですが、唯一の難点はニューペックのソフトはAIS受信情報の重畳表示することを前提に構築していないのでどんなにあがいてもAISは映らないことだそうです。)

詐欺にあったHONDEXの損失分をこのタフブック体制で始末し節約して取り戻します。高価なフルノや意味なく高いだけのE-chartを買わなくて済みそうなので災い転じて福となすでしょうか。

なお、先日紹介したGPS受信機アンテナの基台部には強力マグネットが埋め込んであったので、裏のシールを剥がして、磁石をカッターの刃でこじ出して、ふたたびシールを貼る。これで艇のコンパスに影響がないようにしました。裏の磁石を外してもGPS動作には全く問題ないようです。(良かった!)

さぁ、今日は月曜日、ヨガ教室の日です。これもリハビリの一環です。ちょっと痛いけど 行ってきま~す。

(あげは備忘録 設定数字 RX-CARBON 38,400  GPS 115,200)

↓スタンドアローンでシステムの堅牢性を重視するなら、この一体型でしょう。

↓の強力磁石にはご注意あれ。でも簡単に本体裏の磁石は外せますからそれほど心配しなくても大丈夫です。

↓家でネット環境を使わずに遠くのAISまで受信したい人や航空無線受信・国際VHF受信にはこのアマチュア無線用アンテナがおすすめです。私は災害時の近距離連絡用と航空無線受信用に10年以上前からこれをつけています。もちろん2mと430で送信できます。ナガラ電子製のはどれも良いアンテナですよね。

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プロフィール
元ヒコーキ野郎

2024年9月現在、忠臣蔵で有名な播州の片田舎に住む。GOING GREENな農民。趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線(JE3LJK)・薪ストーブ。ヨットで日本一周、コロナ収束後にシングルハンド世界一周を目指しています。最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。(プロフ写真は最初に飼った鳥猟犬ブリタニースパニエルのベッカム号)

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