2025年10月19日 兵庫県立総合射撃場の風景  ヨットマンもフレアガンが撃てるようにと?願うけど。

【スキート】skeet 射撃場です。許可を得て写真を撮りましたので皆様に公開します。ご興味のある方はぜひとも射撃手やハンターになってください。

 

こちらはライフル・スラグ射場です。

(スラグはrifled slugのことでショットガン(散弾銃)で発射できる(小さな散弾群ではなく一塊の)1発玉です。ライフルのように銃身にライフリングらせん状の溝がない平筒散弾銃銃身で命中精度がよくなるようにと銃身ではなく弾頭自体に回転しやすいように溝がある弾です。欧米ではライフルは到達距離も威力も強すぎるので散弾銃によるスラグによる狩猟しか認めていない地域や国があります。なお、ハーフライフル銃は散弾銃の銃身に半分だけライフリングを施したものでその際にはsabot〈本来の発音はサボッですが日本ではサボット〉弾を使います。ハーフライフルsabotのほうが平筒スラグよりも精度や射程が良いという人もいますが、50歩100歩のような気がします。私は若いころには北海道でも平筒スラグ20番口径だけで問題なくエゾシカやヒグマを撃ってきましたので。)

このライフルスラッグ射撃場は長さが100mしかない中途半端なレンジです。せっかく税金を使って作るなら300m射場にすべきと有志で運動しましたが実現しませんでした。この射撃場の設計者も兵庫県の注文者も全然射撃が分かっていない人たちのようで、急場に日本のほかの射撃場だけをみて 見様見真似でこんなヘンテコで欠陥だらけの射撃場を血税を使って作り上げたのだな~とここを訪れたシューターやハンターは思うのでした。

(私は自慢します。17歳のときにアメリカ・メイン州で海兵隊の狙撃手から小口径ライフルの基本を叩き込まれ、チームを代表して州大会では選手として出場し、大人になってからは 日本のプロシューターと 今も世界記録を持つクレー射撃オリンピックメダリストたちからアメリカとイギリスで様々な射撃場でクレー射撃の教えを請いました。30代のころは週3回はトラップ射撃をするために東京都心部から車を走らせてバカみたいに鉄砲撃ちに集中している時期もありました。)

そんな鉄砲バカでしたので、何が良い射場なのかが分かるのです。この射撃場を作った関係者は全員がアホです。なぜ真剣にもっと勉強して自分の金で作るぐらいの気持ちで射撃場を作らなかったのか、責任者出てこい! と言いたい!

民間防衛で有名なスイスはどこでも300m射場が基本です。昔遊んでいた埼玉の長瀞射撃場はもちろん300mでした。それなのに、長瀞から30年以上経って作られた2025年の兵庫県立総合射撃場が100mレンジが最長とは。トホホ! 陳情したのに碌々仕事をしなかった県議も代議士もなさけない。血税の無駄遣い、同じ作るなら、同じ金でもっとエ~モンを作れと言いたい。

と偉そうなことを言いながら、腱板断裂手術しても未だに肩に痛みがある私は 30-06口径 150グレーンをChurchill’sのライフルで立射30mしても10点に入らないほどのヘボ射手に成り下がっています。恥。肩が痛いので2発のみでお仕舞いにしました。スキートは上下二連FNブローニング20番(口径)で反動が少なかったので25発(1ラウンド)はどうにか大丈夫でした。それでもリコイルが強かったのかメガネのネジが緩んで帰りに左のレンズが落ちました。

今日は、地元猟友会の猟期前の練習会だったのです。

田舎はイノシシと熊と鹿と猿と・・・・に犯されています。動物たちを山に戻してほしい! 田んぼや畑や宅地に出てこないで。 私の畑と田んぼをデコボコにしないで、畔を粉砕しないでほしい。 そして何より 人を襲わないで欲しいのです。

警察庁とマスコミ主導で銃規制は法改悪たびに劇的に厳しくなり、猟銃事件のたびに申請書類は増え公安委員会による嫌がらせ的な努力義務追加や圧力は強くなるばかりなのです。 猟銃事件の被害者やご家族には心よりお悔やみ申し上げ同情しますし、同様の事件を無くそうとなさるのは当然だと思います。 また、猟銃事件を起こした犯人やその周りの人に対する憎悪の気持ちは人一倍であります、しかしながら 近年の熊やイノシシによる死亡数や負傷数を鑑みれば 単純に猟銃の数さえ減らせば日本人の生命の安全確保に資する言えないことが明らかでしょう。以前は100万丁あった国内の猟銃は今は10分の1以下。猟師の数も同様で、さらに高齢化の一途。 やっぱり鉄砲で追いやらないと彼ら彼女らは里に降りてくるようですね。 警察庁が予防的に野生鳥獣も責任をもって駆除してくれるなら この極端な銃規制を続けても良いのかもしれないが、そうできないなら猟師と鉄砲の数を増やさなければならないと心底思うのであります。

また、兵庫県の担当者が10年ぐらい前に言ってました。西宮市に熊を守る会があるのだが、届いた熊駆除反対を叫ぶ署名のほとんどは東京の住所の人たちだったと。被害を受けていない人たちは その被害の程度を肌感覚ではわからないものです。 県も県で、せっかく檻で捕獲した熊を錯誤捕獲(許可はイノシシと鹿対象)だったのでと、わざわざ費用をかけて麻酔銃部隊を呼んで、眠らせて再び山に放したとのこと。 バカじゃないかと言いたい! 熊が柿の木の柿を食べに来るからと 柿の実を早めに取れとか 柿の木を切って除去しろとか。 おかしいですよね。 この辺も高市早苗ちゃんが何とかしてくれますように。。。高市に投票した自民党員の私はそう願ってます。

最後に 海外渡航予定のヨットマンにも射撃はおすすめですよ。日本では使わないですが、アメリカでは12番口径の散弾銃用の弾と同じ口径の救命弾を撃つフレアガン短銃があります。日本で装薬銃の基本操作に慣れていれば海外でまさかの時には役立つかもと。誰か友達の船に海外で乗せてもらっていても、緊急時に慌てずに安全的確に操作してSOS信号を撃てますから。

もちろん日本船籍の私のあげは号は銃刀法も火薬取締法も遵守しますので、鉄砲どころか実包等も絶対に載せませんから。ご心配なく。

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プロフィール
元銀行員 元ヒコーキ野郎 元会社経営者

『忠臣蔵』で有名な播州の片田舎に住むGOING GREENな農民。 趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線JE3LJK・薪ストーブ。 ヨットで日本一周・世界一周を目指しています。  最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。

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