RYAで習ったこと第一弾 立小便するな だから私は一人でヨットに乗るときはオムツをはきます AGEHA号の掟

『そんなことブログに書かないで 恥ずかしいでしょ もう、お父さん やめてよ』と言われそうですが、敢えて書きます。秘密じゃないですから。

いつかはヨットで世界一周を と夢見て、イギリスでRYAのクルー講座を受講したのが25年前。

その講座で一番記憶に残っていることは、

『落水による死亡者のほとんどすべてジッパーは開いたままだ! 船尾で立ち小便するから落水する! ヘッド(キャビンのトイレ)で座って用を足せ! 何のためにキールボートはトイレを設置しているのだ!』

『立ちションを絶対にするな!』でした。

でも、シングルハンドで操船していると、おしっこの度にキャビンのトイレ内に潜っていては、艇外をワッチ見張ることができません。

答えは簡単です。 シングルハンドの小便にはオムツが一番。 それも花王のリリーフ たっぷり5回分パンツです。

母の介護の際にどれが良いオムツなのかと 自分でいろんな種類のを買ってはいて、用をたして 実験したところ これが一番良かったです。よく吸うのです。複数回そのまま使っても漏れません。サラサラです。(介護士や看護師や医師や病院理事長やケアマネージャーや福祉に関係する人たちも是非自分で履き心地 使い心地を確認してみてください。決して利益率で製品を選ばないでください。安物のオムツを使われると 言葉を発せられない 意思表示できない利用者たちが 可哀そうですから。

でも、これが良いと勧めてもらったのは大学のアマチュア無線部の先輩でflight surgeonです。彼はご自身がグライダー乗りでもあり使ってみてこれが一番良かったとのこと。 それでも なお念のためにと、わざわざ いろいろ買って自分で実験する私なのです。(パイロットの大事な資質は自分も含めて誰も信じない疑い深い性格だそうです。整備士も飛行機も管制官も同僚も自分自身も盲目的に信じずに疑ってみるのです。常に、もしかして間違ってるのでは?と :)) 彼は正しかったです。花王のレリーフ5回分 一択です。

私は1990年代前半にアメリカ合衆国を1週間かけて自家用パイパー機で単独縦横断飛行しましたが、そのときにこんなオムツがあれば良かったと思いました。オートパイロットなしの小型機で、操縦桿を片手で握りながらの 尿瓶と尿意の操作は慣れないと操縦よりもずっと難しかったからです。

実際、長時間飛び続けるグライダー乗りも宇宙飛行士も戦闘機乗りもみんなオムツを使ってますから。恥ずかしがらずに使うべきです。

但し、キールボートのヨットレースでは一考が必要です。海が荒れていなければ、厚めのこのオムツはちょうどよい座布団代わりで快適です。しかしながら、頻繁にヒール起こしすると擦れてオムツの紙成分が毛玉のようになります。また、全身海水をかぶってオムツまで海水が回ると、オムツが大きく膨らんだ赤ちゃんのようになり動きにくくなります。(はい、私も1回そうなりました)。

これからも より安全なオムツ・トイレ研究、より使いやすくて こぼれない尿瓶研究を続けます。:) ただ、若い頃はこれほど頻尿でなかったし、漏れなかったし、尿を我慢しようと思ったら我慢できたので、こんなことを真剣に考えること自体が必要でなかったのに。 長生きという必要が発明の母なのかな?

ちなみにこの花王のリリーフ5回分パンツは新西宮ヨットハーバー北隣のコープこうべで売ってますよ。兵庫県加東市と小野市と三田市のドラッグストアでは探しましたが買えませんでした。

2月18日午後7時追記 アッ、書き漏れてましたが、飛行前もヨットシングルハンド前もレース前も その途中でも 飲むのは 厳しくカフェインレスの飲み物のみです。 通常 お水だけか、スポーツ飲料か 麦茶です。 量は制限していません。 のどが渇く前に常に水分補給してます。 もちろん航海中は艇内では一切アルコール類も飲みません。 だから オムツはしていても 実際に使用する回数は極めて少ないです。 使わなくてもオムツしているだけで安心なのです。 尿意と競争して慌てて 脱ぎにくいサロペットを降ろさなくても済むから精神的にも楽なのです。』

 

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プロフィール
元銀行員 元ヒコーキ野郎 元会社経営者

『忠臣蔵』で有名な播州の片田舎に住むGOING GREENな農民。 趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線JE3LJK・薪ストーブ。 ヨットで日本一周、シングルハンド世界一周を目指しています。  最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。

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