TUMIキャリーオン機内持ち込み用carry-onをJALに手荷物で預けるとこうなる(こともある)悲劇悲報と教訓

親族家族に伝えたい空港での教訓:家訓

1.キャリーオンスーツケースは手荷物として預けるな!
2.どうしても手荷物で預ける場合には 『ワレモノ』『FRAGILE』扱いでとお願いする。
3.スーツケース等を壊されたら、最初のクレームの際に損傷個所を徹底的に調べて、細かく正確に漏れなく修理依頼すること。(相互確認し、手荷物損害賠償請求書に遠慮せずにトコトン書き込むこと) 遠慮するな!
4.帰りの片道だけならスーツケースよりも段ボール(透明テープでミイラ巻きで強化)箱を活用せよ。
5.JALやJAL系列に乗るな。

飛行機旅に慣れた方は、機内持ち込み用のキャリーオンは手荷物で預けないですよね。 2、3日の出張ならキャリーオンだけにしますよね。私は1週間でもキャリーオンで過ごせます。

機内持ち込みなら その荷物やスーツケースが壊されることも、盗まれることも、紛失することもないのですから。

また、どうしても大きな荷物を運ぶ必要があるときには 昔よくフィリピン航路で見て覚えた方法: 段ボールをスーツケースの代わりにして 使います。
航空会社が許す最大のサイズの大きな段ボールを用意して、荷物でパンパンにして、隅角とつなぎ目の辺を補強してから、外からパッケージ用の透明テープでミイラ巻きにしてしまえば最強で最軽量のスーツケースの出来上がり。

家内は TUMIのキャリーオンケースを手荷物として預けました。(私はヨット整備を優先して当該フライトには搭乗せず)

重いから、座席まで引っ張って引きずるのが嫌だそうです。
そのうえ、座席上の荷物入れに収納するのも大変だからと。

それも、手荷物預ける際に『FRAGILE』と壊れ物とのタッグをつけさせずに、涼しい顔でそのまま機上の人に。

家人はJALグローバルクラブとANAスーパーフライヤーズの家族会員ですから、ワレモノ扱いでお願いね とニコッと係員に言えば、箱に入れたり袋に入れたりして丁寧に扱ってくれるから、キャリーオンを傷めるリスクは減らせえるはずです。しかし、家人はそれをメンドクサイと言ってしない訳です。

そうするとこうなります。 ターンテーブルを何回も回って、スライドを滑ってぶつかって、乱暴に放られて 丈夫なはずのtumiのキャリーオンでも壊されるのです。

そして、そうなりました。

まだ、悲劇は続きます。 家内は私ほど自己主張が得意でないのです。カウンターで車輪が1個とれてますと言われれば、そうですねと素直にその損傷だけに同意。 キャリーオンを隅々まで担当者としっかり確認して、ここも、あそこもおかしくないと 厚かましくしっかり見直すことはしません。 ノー天気なのです。 細かいことはそれほど気にしないのです。

いくらぐらいですかと聞かれても、知りませんと答えたそう。 JAL係員から15万円ぐらいですかと聞かれて、そうかも。と言うだけです。 (サラリーマンを経験し、企業を経営し、数々の民事法廷闘争も経験した私なら たとえスーツケース一つでももっときちんと交渉したでありましょう。。。だいたいモノの価値や値段に頓着しないのだからいけません。

家に帰ってきて、しばらくして 10日ほど経ってからからそんな事故があって、修理してくれるのよ と平気な様子の報告を 私は聞きました。

家内が再び東京に出張しているときに私が修理されたはずのキャリーオンをヤマト宅急便から受領しました。宅配便を受け取る時は、必ず私は外箱を確認します。箱がへこんでいたり傷んでいたら、ドライバーさんにその旨を伝票に手書きで書きこんでもらってから受領します。そのぐらい用心深いです。元『商人』なら当たり前の基本行動ですよね。

流石ヤマトです。外箱異常なしです。

ところが、開けてみると、無残な姿です。 えぇ これで修理したの??

入っていた納品書伝票の修理会社に電話して、JALから折り返し電話連絡あり。現状の写真をメール添付して事情を説明したが、

結論としては、破損事故の際に、その場でクレームしなかったこと以外は直さないとのこと。

以下、そのやりとりです。

1. JALから私に

元ヒコーキ野郎 様

平素はJALグローバルクラブ会員として格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

このたびはお鞄の破損に伴い、ご迷惑をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます。

お写真を送付いただきありがとうございました。

今回元ヒコーキ野郎様からご指摘を頂いている、以下内容につきましてご説明致します。

何卒元ヒコーキ野郎様のご理解を賜りたく存じます。

伸縮ハンドル上部の金属の下地が見えるほどに衝突し擦れて損傷し、異常なガタ(遊び)とこれまで以上の伸縮不具合が発生していること

②横の取っ手のすれた跡とそれによる大きな縦裂傷

片方のベアリングの滑りの悪いタイヤの交換によりタイヤが非対称でかつクリアランスも左右で違う

④底板?底面にいびつな凹み変形がある。要点検修理。

①、②、④の内容につきまして、今回は手荷物損害賠償の補償対象としてお受けしていない箇所でございますため、航空会社としては補償はいたしかねます。

また、経年劣化に伴う擦り傷・切り傷・へこみ・汚れ等も誠に心苦しいのですが、免責の範囲内となります。

いつも日本航空をご利用くださっている元ヒコーキ野郎様にご不快な思いをおかけし、誠に申し訳なく存じます。

③のペアリングのタイヤにつきまして、現在TUMI社に今回の修理方法について確認しております。

TUMI社からの回答をもって、週明けに再度ご連絡させていただきたく存じます。

大変恐縮ですが、今しばらくお待ちください。

何卒よろしくお願いいたします。

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日本航空大阪空港支店

2. 私からJALに
夜遅くまでご苦労様です。『手荷物損害賠償の補償対象』でないとのことでしたが、何が補償対象になっているのか いないのかを 契約内容を明記していただけませんか? もちろん週明けで結構ですので、正確に知りたいのです。よろしくお願いします。 頻繁に出張するほかの家族にもよく伝えて勉強材料にします。 ありがとうございます。 元ヒコーキ野郎

3.再びJALから私に慇懃無礼なお返事あり
元ヒコーキ野郎 様
平素より日本航空グループへ格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度はお手荷物の破損につき、ご不便をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。
XXよりご説明させていただきましたとおり、軽微な擦れ、欠損、または摩耗に関しましてはその手荷物の性質又は時間的要因から生じるものであり、
お鞄としての機能を果たしている以上、補償対象外と判断させていただいております。

また同内容はJALホームページにも記載がございますのでご参照願います。※国内運送約款とJALホームページの内容を添付させていただきま

① 伸縮ハンドルが伸び縮みしにくくなっている点と、上部のハンドルのゴムのカバーが剥がれているのは元からの破損とのことで

ご到着時に相互確認し、手荷物損害賠償請求書を7月21日に作成させていただいております。

また元からの破損ではない場合においても伸縮ハンドルのがたつきにつきましては伸縮可能である場合お鞄の機能を果たしておりますため、補償の対象外となります。
まったく引き出すことができない、または引き出した際に特定の箇所でハンドルが固定できず、お鞄を動かすことが出来ないなど使用に支障をきたす場合は
修理の対象となります。
②/④に関しましては擦れ/ゴム部分の裂傷.底面の変形につきましては ホームページに記載のございます通り、通常の取り扱いにより避けることができない軽微な破損(擦り傷・切り傷・へこみ・汚れ)となります。手荷物の性質又は時間的要因から生じるものであり、お鞄としての機能を果たしている以上、補償対象外と判断させていただいております 。

③のペアリングのタイヤにつきまして、現在TUMI社に今回の修理方法について確認しております。

TUMI社からの回答をもって、週明けに再度ご連絡させていただきたく存じます。

大変恐縮ですが、今しばらくお待ちください。

何卒よろしくお願いいたします。

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日本航空大阪空港支店
手荷物サービス担当 ○○

4.車輪が1個完全に脱落するほど、かつ同時に他の部分もこれほど壊しておきながら、なんだこの対応はと最初は怒りの気持ちもありました。遠慮がちな家内が最初に主張しなかったらと 顧客日本人の優しさと思慮深さにつけ込んで 何もしない気なのかと。でも、怒っても、こんな少額なことで争っても 心身のストレスになって私の寿命を縮めるだけです。淡路島のSさんに教えてもらった通り『死ぬまでアホしておけ JAL経営者!』と心で叫んでお仕舞にしました。

空港のアウトソーシング部隊を相手にしても時間の無駄なので、電話をして これまで丁寧な受け答えを対応してくださったお嬢さん達に 午後8時半過ぎ夜遅くまで過酷な仕事をこなしていることを労い感謝を述べました。おそらく昔と違って、こういう業務はアウトソーシングしているのでしょうから、JALプロパーの本社の指図に彼らは従うしかないのでしょう。 彼ら彼女らが悪いのではなく、管理職と経営幹部の変わらぬ昔からのあのJAL体質なのでしょう。

私は家族に言いました。 もう絶対JALに乗るな!と。 JAL系列にも乗るな!と。

私はJALが破綻して、当時保有していた多くの株式が紙くずになったあの時からJALにはほとんど乗っていないはず。

JALの操縦士は優秀です。親戚もJAL国際線機長をしていましたし、今もパイロットの友人もいます。

でも、1990年代も2000年代もエコノミーはもちろんファーストクラスでもビジネスでもANAに比べてJALの機内サービスは見劣りしていました。 今でも同じなんだなと。 機内でも空港でも気分悪くなるなら乗らないほうがましです。 新幹線もあれば、リニアも走りだすでしょうし、ANAがあるのだから。 中国や中華のサービスを私が嫌うように、JALはもう選びません。

JAL経営陣たちへ、バークシャヘザウェイのオマハの賢人ウォーレン・バフェットの本でも読め! こんな会社に誰が投資するか! ゴラァ!JAL経営陣! 誰がこんな航空会社にしたんだ。 京セラの稲森さんも天国で泣いてるぞ! 恩知らずの連中め! 

私ができる対応はこうしてブログに書きなぐるぐらいですが。。少なくともほかの家族でも同じようなことが起こらないように、注意喚起するのであります。ではでは。

私のは古いTUMIですが、最新のは↓これかな? 腹立つし壊れたままのTUMIは縁起が悪いので買い替えてANAに乗ってみヨット。

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プロフィール
元銀行員 元ヒコーキ野郎 元会社経営者
あげは岸本

『忠臣蔵』で有名な播州の片田舎に住むGOING GREENな農民。 趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線JE3LJK・薪ストーブ。 ヨットで日本一周、シングルハンド世界一周を目指しています。  最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。

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