水曜日の夕方からヨット泊、木曜日朝はデッキが凍ってました。ハクキンカイロと極寒用寝袋でヨット内が寒くても作業も睡眠もOK。 普段の運動ではそれほどスクアットはしないので、2日間のマリーナ階段とコンパニオンウェイの往復で足腰立たないほど疲れて 午後9時に帰宅。 スマホもカメラも忘れて行ったので写真もなし。
1.自作レーダーアーチの改変(スターンの両サイドに脚立の半分ずつを立てかけて、そのうえにハシゴの半分をの上に乗せて)を紐で仮止め。 レドームを載せずにロープでラッシングだけでして明石海峡経由で炬口まで行ってみて、耐久性のチェックしてみるための準備。
2.去年自艇を中古で購入してからそのままだったので電気配線のチェック
A. 2バッテリーシステムだけど、bothにすべてプラスがまとまっているので、結局バッテリーを並列にしているだけのこと。ALLにしても1にしても2にしても、エンジンもすべての電気製品は同じように点灯します。 どこまで改善するべきないか 思案中。 オルタネーターを守るためにもバッテリースイッチは壊れる前に交換しておきたい。
B. ビニールテープで巻いてあるところを2カ所、解いてみると、はんだも圧着端子も防水処理も無し、ただ巻き付けてあった。 (家の電気配線ぐらいは合法的工事できるように電気工事士の免許を取得したので、正しい方法を知ってしまうと12Vと低い電圧でもとても気になるのです。)
C. すずメッキ電線を使っていないからか どれも腐食気味。 かつ、太さも足りない、ケーブルの色も統一せねば。
D. FUSEが隠れていてバラバラでどこにあるか分からない。FUSEを車のようなFUSEボックスにまとめるべきか。
う~ん。出発前にどこまでやるかな。
ヤマハの新艇のときからの配線はビニール線がそのまま内装のルーフライニングの中を通ったり、すごいなぁ。 これがヨットの標準配線? 計器盤の裏を見ると、はんだは『イモはんだ』だ。NASAの半田づけ専門技術者でなくてもアマチュア無線家だったら こんなのはダメと教えるはずだけど。それとも船ではわざわざ芋ハンダにすることに何か意味があるのかな と疑いたくなるほどイモハンダが多すぎる。 また、隠すならどうして電線をダクト配管内に通さないのかな? 被覆線がFRPや板の穴に防護材もなくそのまま通されている。船は常時振動するのだから芯線まで傷つくことが容易に想像できるのに。 私なら電線は隠さずにすべて見えるように、どこかを通るときは保護して、なにより いつでも修理できるように手が届くようにしておきたいですけど。
無線通信用にはポータブル電源を使って、ヨットのヤヤコシイ電気関係は炬口に行ってから、やろっと。 浮桟橋で艇の横から電気配線工具や資材が出し入れできるし、ポンツーンにはヨットからすぐそばに100V電源と水道があるので。
3.予備のジブのセッティング
予備にとメルカリ
4.無線機用棚の位置移動
レーダーが増えたのでスペースが無くなったので、棚の位置直し、よって すべてのつけ直し。 ビスがたくさんなのでものすごく時間がかかった。 こんなときに役に立つマキタの小型電動ドライバーを持ってくるの忘れた。
5.リギングを整備修理するためにマストを自分で倒すときに使う木材2×4、2×6をヨット内とデッキ上に。 てこの原理でマストを容易に一人で倒す方法を動画で見つけたので、それができるように自宅にあった材木をヨットに積み込んで炬口に運ぶつもり。 普通自動車や軽トラよりも船は長尺物の運搬には便利ですね。
6.お隣りのヨットオーナー(レーダーを操作するには試験を受けて免許が必要と思い込んで、海上保安庁の臨検されて罰金になりたくないから、艇に元々ついていたレーダーを処分してしまったとのこと)に代わって昔の電波監理局に電話。 レーダー5kw以下には簡単申請できる無線局免許状は必要だけど、無線従事者免許は必要ないことを確認しようと思って、近畿総合通信局に電話して、名乗ったら、私の質問より先に 『あっ、岸本さんPLBのは今日発送します』と教えてくださった。 速いでしょ。 近畿総合通信局の仕事は! 関西の誇りです。 そして、4KWのレーダーなら海上特殊免許などは不要だということを確認できました。
7.ビルジ 無し 浸水自体が全くなく 船底が乾いている 気持ちいい~。 ただし、なぜか電動ビルジポンプのfuseが飛んでいる。高級?フルークテスターの電池切れ 電源入れたままだったので006P予備がなくて使えず。 テスターも予備のを1台置いておくべき。すくなくとも9V電池は備えておくべきだった。 予備の電動ビルジポンプと手動ビルジポンプは備え付けているのに、電池を忘れていたとは。
8.ロープの端の処理 半年以上そのままだった、ほころびそうなのを IRATA方式の指先怪我防止用で売ってるテーピングテープで巻いて、鋭いナイフで、切る そして バーナータイプのライターで焼く の繰り返し。 ライターのガスがなくなるまで。
9.ヨットのエンジン操船方法の肝をオクムラボートの社長に教えてもらった。行き足がつくまで、余計な舵を切らないこと。 前進も後進も。 ボートと操作方法が違うことを理解してなかったので、ボートのように扱いながらRYAのkeelboat day skipper教本を読んで 両方が合体して余計に混乱していたわけだ。 これで狭いところでも、standing turnできるはず。 水曜日と木曜日 練習したら、広い所ではなぜかできたけど、やっぱり狭い私のバース近辺では上手とは言えず。 う~ん、ティラーは左周りスタンディングターンではYS8だと右なの左なの。RYAの教本のイラスト間違ってるのかな? 風にも悪さされたし。。。 土曜日また練習しよっと。 海上で悩んでみヨット。 スタンディングターンでなければ、狭くても回る自信はつきましたから。 やはり初心者マーク必須だな。
10.フォートレスアンカーの確認と準備 大きすぎてアンカーウェルに入らない。う~ん。
11.オイル交換の際に、エンジンオイルを入れすぎたので真空ポンプで少し抜いて。 ナットやホースバンドが緩んでいないかどうか確認して必要に応じて締めて、オルタネーターベルトが緩くなっていたので少し締めて、再びエンジン始動。
いつもの通りに一発始動。 前オーナーの完璧エンジン整備に感謝。
12.的形の近くのナフコで、コックピットの6カ所に落水防止用ベースにするためのステンレスUボルトを入手。IRATA方式のアイボルトなら穴が1つだけど、巨大なので却下。安くて、座金で強化できそうで複数設置で力を逃がすことを検討中。
13.自信がついたことは、シングルハンドでの着岸。オリオン号の兵藤さんと的形の『熊野』の艇長に教えてもらったミジップ方式のおかげでとにかく艇を流されずに最初の1本目の舫で留めることができるようになった。 ポンツーンのクリートに 投げ縄 LASSO方式 (もう一つ別の動画も)で確実にできるようになったので、着岸地点に何か引っ掛けるものさえあれば シングルハンドで比較的心穏やかにポンツーン着岸することができるようになった。なお、自艇のミジップにはクリートがないので、フットレールの穴にカラビナを通して、そのカラビナ経由でウィンチをクリート代わりにしています。 (上の動画2本の近場のクリート用ではなくて、単に遠くに1本ロープを飛ばすには RYAで昔に習った方式、両手にコイルしたのを分けて持って、腰を回して、まず利き手のほうを先に離して、ほんの少しあとにもう一方の手の方を離すと、遠くに飛ばせます。このRYA方式も遠くのだれかにロープを渡すのには有効。ロープをかなり正確に遠くに投げられます。海上保安庁の若者たちよりもうまく正確に投げられました。でも、弓削島では勢いつきすぎて遠くまで投げて恥ずかしかったけど。)
金曜日と日曜日は用事があるので、土曜日に再び 準備と操船練習して、来週の中頃には的形から炬口を目指せるかな。
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