初心者マークをつけた子供の自動車運転練習を兼ねて、洲本市の炬口(たけのくち)フィシャリーナへ下見ドライブ。的形-炬口シングルハンド航海の雨天延期ついでに PLB免許がおりるまで出発を延期中。いきなり初心者がヨットで来るよりも、まずは車で現地確認しようというわけです。
着岸に問題がないかどうか確認して、スプリング用のラインを設置して、バウがポンツーンに当たらないように大きな緩衝材を取り付けにいってきました。
関西は飛行機遊びもヨット遊びも関東よりもずっと恵まれてますよね。 関東近辺には小型機で気楽に遊びに行ける空港も関西以西ほどはありません。東京都内からなら三浦半島のヨットハーバーまで移動するにはかなりの時間と労力がかかります。 関東では海へはとにかく夏場は道が混みます。 (最近は東京に行かないので今頃の事情には詳しくないですが、我々が2010年まで30年近く渋谷区と目黒区に住んでいた時は週末三浦や湘南に車で行こうとすると結構辛いモノがありました。代々木上原に住んでいたときだけは江の島まで電車だったらから楽だったけど。)
東京都心部から油壷までと同じぐらいの距離の 加東市-炬口も 戻りの炬口フィシャリーナー新西宮マリーナも 高速道路で約1時間、明石海峡大橋を通って海を眺めながらのスイスイ快適ドライブでした。(コロナ禍と春先だからかもしれませんが。。。)
ここ洲本市炬口は 大阪湾内ですが なんと言っても、海がキレイ。 同じ大阪湾でも西宮や大阪北港とは比べ物にならないぐらいキレイです。 また、瀬戸内海の海水は入れ替わるのに60年とか聞いたことありますので、おそらく瀬戸内のほとんどの地域よりもずっとキレイです。
もちろんセスナでよく行った三宅島や八丈島ほどのキレイさじゃないけど、それでもキレイです。
的形の海での海水浴は遠慮しましたが、ここなら夏は泳ぎたい。
さらに、洲本市炬口が拠点なら、太平洋が近い、速度が遅い自艇でも徳島も和歌山も時間的にはかなり近くなります。
航行区域を昨年12月に沿海に変更しましたので 航行の自由度が上がった分だけ 洲本からならより有効に活用できそうです。
ここの良さは、ポンツーン付き、水も電気も、駐車場もトイレもあること。隣には(勝手にですが)海水浴もできそうな小さな小さな砂浜海岸があります。プライベートビーチつき(違うかな)で保証金30万円、月1万2千円です。 防波堤岸壁では(勝手にですが)釣りもできそうです。
ただし、中型艇以上用のスペースは空きがありません。小型25ftとか26ftのポケットクルーザーまでです。
特筆すべきは、ここのポンツーンは西宮ボートパークの小型艇用のような 人が乗ると沈みこむような極細の櫛状ではないのです。 もちろん、新西宮みたいな幅広い豪華ポンツーンでもありませんが。。。。私たちのような小市民にはちょうど良いサイズです。
『岸壁と槍付け』だと 脚力と平衡感覚が弱り始めている私は、膝を怪我したり、船首に指1本とふくらはぎに引っかかったフォアステイでぶら下がって一人あわや漆黒の海に落水しそうな経験を2021年7月からの7カ月で2回楽しみ?ました。家族にこれ以上心配させないためにも、潮位と共に浮き沈みしてヨットのミジップからも艫からも常にちょうどよい高さで艇に出入りできる浮桟橋の存在が重要なのです。
順調にいけば、1カ月内外で日本周回の旅にでる予定ですので、ホームポートなしにして日本各地をしばらくヨットで放浪するつもりでしたが、2021年3月の都志-山口航海以来ずっとお世話になっている菅さんに強く勧めていただいて、ここ洲本の炬口フィッシャリーナに係留する決心をしました。菅さん、どうもありがとうございました。
そのうえ 今日は菅さんに防舷材を取り付ける延長用ロープまでいただき、
帰り際には ヨットの舫についていた ワカメを生け捕り?にしてお土産をくださいました。
(家でさきほどいただきましたが、洲本炬口の天然生わかめ美味しいかったです!)
2021年の瀬戸内海・和歌山クルージングをご一緒にさせていただいた炬口フィシャリーナの先輩達との交流が楽しみです。
炬口からは直帰せずに、新西宮マリーナへ寄り道。 豪華な友人艇で、まさしく高級ホテルのソファでくつろぐ雰囲気、豊かな会話と母なる海にゆりかごのように優しく揺られながら極上のコーヒーをいただき至福の一時。
あげは号のレーダーアンテナ設置方法を改善するのにお知恵を拝借。
マストを倒す前の作業、潮で固まっているはずのターンバックルの緩め方も 教えてもらいました。よく水洗い・歯ブラシ・パーツクリーナー。 ゴミをスレッドにかまさないように注意するとのこと。
これを教えてもらっていなかったら、再来週にはWD40をドバっとかけて、無理やり回していたと思います。ご助言に感謝。
自分が運転する以上にとても緊張する200km超の新米運転手の訓練ドライブでしたが、早春の楽しくて美しい思い出となりました。
自艇にも車用の初心者マークをつけて 炬口に入港してみようかな。 面白そうでしょ。初心者マークをつけた小さなヨットなんて。 やってみヨット。
日本ブログ村のブログランキングに参加しています。左下のヨットを1日1回クリックしてくだされば大いに励みになります。よろしくお願いします。
コメント