ヨットで遠洋に出るための法定装備 アマチュア無線ってA3海域越えでも使えるゾ 備忘録

今日、『デンカン』(現総合通信局)と国土交通省とメーカー等に電話して、JCIも訪れて 旅客定員を有さない12m未満ヨットで遠洋国際航海するには何が必要なのかと調べてみました。 まずは、メモを見ながら会話を思い出しながら書き起こした備忘録なので、まだ不明な点もあって各省庁に問い合わせ中の細かい点もありますので随時修正更新していきます。

AGEHAは『沿海』ですが、遠洋に行くのはARCTIC TERN IIIなので:現在『沿岸・限定沿海』から『遠洋』に変更するために必要なモノ・数量変更になるものを太字ボールドにしてみます。

1.係留設備: 係留索もやい2本、アンカー1個、アンカーチェーンロープ1本

2.救命設備: 救命いかだ(ライフラフト)定員分(ラフト検査から丸々3年半残っているものを準備するように)、浮環2個(浮輪はダメ)、救命胴衣typeA人数分、信号紅炎2本(小型船舶用のものではない)自己点火灯1個、自己発煙信号1本、火せん4個、発煙浮信号2個、EPIRB(CEP-100)、双方向無線電話装置 (Epirbと双方向は『遠洋』に変更になった日から2年ごとに機器の検査必要、なぜか25WのVHFも同時に検査が必要になるとのこと。不思議。)

3.無線設備:アマチュア無線 短波HF

4.消防設備: 小型船舶用消火器 3個

5.排水装置: 電動または手動ビルジポンプ 1台

6.航海用具: 音響信号器具(ジェットホーン・霧笛)1個、船速想定器具(GPSプロッターで良し)1個、コンパス1個、マスト灯1個、両色灯1個、船尾灯1個、停泊灯1個、紅灯2個(不要かも?)、黒色球形形象物3個、黒色円錐形象物1個、国際信号旗NC旗、ストームジブ1個

7.国籍証明書 と 両弦に船名表示

AGEHAは『沿海』取得済みなので、あげはの装備をARTIC TERNで活用すれば、必要なものはライフラフト1個、浮環2個、信号紅炎追加1本、火せん追加2個、発煙浮信号追加1個、EPIRB、双方向無線電話装置、消火器1個 だけとなりそれほどハードルが高くないかもと。

何と言っても、猫も杓子も通信衛星・衛星電話の世の中で、トランスパックでもSSBが不要となったのに、衛星を使わなくてもアマチュア無線で南極北極まで航海するための法定備品の無線設備と航海用具を充足できることが分かって嬉しい。だって、ヨットでいつか世界一周するためにと中学生になる前からアマチュア無線を始めたのですから。そこまで遠くに行かなくても 自艇からアマチュア無線で、とにかく海上移動できるだけでも幸運です。私のコールサインはJE3LJKです。聞こえてましたらコンタクトよろしく。

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プロフィール
元ヒコーキ野郎

2023年10月現在、忠臣蔵で有名な播州の片田舎に住む。GOING GREENな農民。趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線(JE3LJK)・薪ストーブ。ヨットで2023年中に日本一周、コロナ収束後にシングルハンド世界一周を目指しています。最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。(プロフ写真は最初に飼った鳥猟犬ブリタニースパニエルのベッカム号)

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