自艇エンジンすぐに止まる 冷却系はOKだけど  と 知床観光船悲劇はライフラフトさえあれば。。。

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昨日の夕方から炬口マリーナへ。艇内泊して、冷却系のホース取替え、ホースクランプ、インペラ交換、防触亜鉛交換、取り付けボルトナットワッシャー等も同時交換。続いて燃料ホース交換、燃料フィルター交換。

入手したヤンマーの純正部品であるホースクランプ5個のネジ部分は全部磁石に強く引き寄せられましたよ!純正なのにスチールを使っているなんて。 ABAのsus316はモノが違います。できるだけABAでクランプしました。なお、冷却用の成型ホースはもう製造していないので入手できなかったため、写真のようになりました。新西宮のヨット先輩にこのスプリングホース 12mmと15mmをもらってきて、試したところうまくRがついてエンジンの他の部品に干渉せずに動作しました。

エンジンかけたところ数分で止まります。数回試みましたが、燃料フィルターもレイコーもどきの中華製から元々ついていたものに戻しましたが、結果は同じ。 どこかでエアをかんでいるのか、やっぱり電磁ポンプがないとフィルターの負荷で燃料がエンジンまで届かないのか、疲れたし、明日から再び淡輪回航ですので、更なるトラブルシューティングはレースが終わってGW明けからにします。

アイコムがMA-510TRJを取り換えてくれるそうでGPSアンテナと本体を送って欲しいとのことで、先週本体は持ち帰ったけど、GPSアンテナは今日持ち帰り。発送はこれもGW明けかな。

ところで、知床観光船では、マスコミではなぜ事故が起こったか 事故が発生した原因探しばっかり。阪神大震災の時に学者が出てきてなぜ地震が起きたかその原因究明してた報道と同じ。原発事故の時と同じで、事故は起こるモノなのだから、事故を想定した対応準備できていたかどうかが一番重要なのに。 原発からどう避難するとか、船が沈むときにどう避難するかなのに。

いつまで経っても日本のマスコミも評論家も 最悪の事態に備える重要性を理解できない模様。いつまで経っても勘違いコメントばかり。 ヒロミなんて鉄砲も船もド素人なのに、あんなコメントをテレビやネットで流すなよ と怒ってしまう私。

ライフラフト救命筏が観光船に備えていないから、タイタニック号の悲劇と同じことが起こっただけのこと。

ライフラフトが欧米に比べて高すぎることを問題にして欲しい。だから多くのヨットマンも事業者も欲しくても載せられない。

(私は一文字ヨットクラブのS先輩から2つももらったから、『沿海』自艇にライフラフトを載せてますが新品2個なら100万円とは高すぎる。自家用飛行機用に4人用のライフラフトを持っていた時は新品で15万円もしなかったのに、なぜ日本だけ、こんなにバカ高いの。それを問題にしろよ。公明党の国会議員や国交省大臣ども恥を知れ。)

無線があって通信できても、SARは2時間後なんだから、イマージョンスーツとライフラフトと非常持ち出し袋のほうがずっと重要じゃん。

事故を減らせることはできても無くすことはできないのだから、救命救助のための装備を整えておかなければならないだけのことなのに。

自艇は近場であってもいつもライフラフト付きで運航してます。 夏場でも水と風があればいつでもだれでも低体温症に陥るのですから。 S先輩、ラフト2つもどうもありがとうございました。おかげでAGEHAはタイタニックのようにはならないはずです。

さぁ、来週は淡輪ウィークの後は エンジン燃料系の修理だ。

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プロフィール
元ヒコーキ野郎

2023年10月現在、忠臣蔵で有名な播州の片田舎に住む。GOING GREENな農民。趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線(JE3LJK)・薪ストーブ。ヨットで2023年中に日本一周、コロナ収束後にシングルハンド世界一周を目指しています。最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。(プロフ写真は最初に飼った鳥猟犬ブリタニースパニエルのベッカム号)

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