エンジン燃料系直してpetzl pixa3を失う 海底5.7mでも光ってる 落としてしまってペツルの凄さを知る 

(手前がポンツーン、中央右がワカメちゃん、真ん中がヘッドライト君です。)

2022年5月9日21時20分過ぎの出来事。数年前IRATAlevel1を受講した際に、風力発電所の上から50m落としても壊れないのはペツルのヘッドライトPIXA3だと教わった。その私の大事なヘッドライト君が淡路島洲本の海底から『助けて~』と私を呼んでます。丸一日かけてエンジンも直したし、さぁ帰ろうと、自艇からポンツーンに移って、ヘルメットに手が当たったら、コロコロっと水深5.7mの海底に。しっかりといつまでも海底を照らしているのです。すごい防水性能です。私は潜れないので諦めるしかないです。(まぁ、スマホを落とすことを思えば、ヘッドライトだけですから、諦めヨット)

私のYS-8には、フィードポンプがないのでした。電磁ポンプで燃料を送らないと燃料フィルターの負荷がある場合はエンジンまで燃料が到達しないことが分かりました。朝からfeed pumpを探しましたがやっぱりありません。とりあえずラグビーボールのような手動ポンプから、(先週取り付けてみたすべての燃料フィルターを外して)フィルターなしにしてエンジンへ直付けし、エア抜きしてやると以前のように調子よくエンジンが回り続けました。エンジンにも燃料系にも特に問題はないはずです。要は、私のヤンマーエンジンYS-8は電磁ポンプなしで燃料フィルターをつけただけではダメで、燃料フィルターを取り付ける場合は電磁ポンプのセットでないと燃料を送れない構造なのです。フィルターも電磁ポンプも以前はグラグラに取り付けされていましたので、私は6mm厚のアルミ板を2枚使ってエンジンコンパートメントのポートの壁面にボルトでしっかり取り付けました。3時間ぐらい試運転しましたが今度は燃料漏れもニジミもなしです。 結局、3週間前の構造のまま元に戻しただけでしたが、もう燃料滲みがないので、ちゃんとした燃料ホースやABAのホースクランプがいかに優秀かが分かりました。 銅パッキンなどは交換できなかったので今後も燃料ニジミがないかどうかはよく観察しておきます。

なんちゃってオーシャンセーラーさん、淡路のYさん、新西の先輩達 みなさんご助言と資材部品提供どうもありがとうございました。お陰で エンジンは再び力強く動くようになりました。

冷却系でも、発見。このエンジンにはサーモスタットがありません。ボルト2本外して覗きましたが何も入っていないのです。ヤンマーから送ってもらった資料を見るとヨット用のYS-8にはオプションの違いで3種類あるようで、どうやら私のYS8はそのうち2種類のが燃料系統でも冷却系統でも改正改造された模様です。(知らんけど)

いずれにしても、整備士になった気分で調子に乗って下手に分解や増し締めすると、部品が入手できないものばかりですので、このぐらいにしておきます。

JCIの神戸に電話して確認したら、予備に2馬力のエンジン載せるだけでも臨時検査を5600円で受けなければならないとのこと。的形-洲本航海の前にBANには入りましたが、関門海峡通過のことを考えると、やっぱりエンジンのどこかの部品が壊れたらと心配性な私。 念のために9.9馬力以下の船外機もつけておくべきかな。 う~ん、一晩考えてみます。

この調子だと2022年5月10日出発予定のオリオン兵藤さんに追いつけないな~、オリオンと連れ立っての夢の本州北海道1周は難しいかも。6月は大阪湾オーバーナイトレースや座間味レース、7月はパールレースあるので、これから8月まで自艇整備を続けて、近場で練習して、8月上旬からの出発かな~。荒れる日本海と北海道を回るには最悪の時期になりそうですが。。。

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プロフィール
元ヒコーキ野郎

2023年10月現在、忠臣蔵で有名な播州の片田舎に住む。GOING GREENな農民。趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線(JE3LJK)・薪ストーブ。ヨットで2023年中に日本一周、コロナ収束後にシングルハンド世界一周を目指しています。最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。(プロフ写真は最初に飼った鳥猟犬ブリタニースパニエルのベッカム号)

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