bronzeかbrass と 防触亜鉛やホースクランプが外れなくて

ボート・ヨット

今週は残念ながら炬口マリーナに整備に行けませんでした。

キングストンを次回上架の時に交換しようと思い、どれにしようかなと海外ページを読み漁っているとbronzeとbrassは違うもので brassを使っている安物(値段は高いくせに真鍮モノがあるので特に注意)スルハル買っちゃダメとの記載をいくつも発見。水曜日に西宮BPでそんなことを雑談していたらt.sailingの寺山さんに教えてもらいました。 日本語だと bronzeは砲金で、brassが真鍮だと。

さっきこのページも発見。 黄銅と真鍮は同じこと。防触亜鉛と同じ亜鉛が入っている。だから使っちゃだめなのでした。 使うならブロンズの砲金か青銅でないとダメみたい。

でも、私には現物にどちらが使われているのか見極めができないから、樹脂製スルハル購入に傾きつつあります。(3月に上架する予定でしたが、もう少し先になりそうです)

今週は、炬口マリーナの代わりに家で、先週ヨットから持ち帰った防触亜鉛とホースクランプを外そうと奮闘するはずでしたが、ヨットにほとんどの工具を置いてきたため弱ったな~。

まず 防触亜鉛は3日間水につけて塩が溶けるかなと。でも、どうも付着しているのは塩ではなくてカルシウムのようで全くナットが回らなくて取れない。WD40でもダメ。防触亜鉛を取り付けているフランジと固着して硬すぎて13mmの短いスパナしか手元になくて、スパナごとハンマーでぶん殴っても回らない。家族が不在のときにキッチンでゆで卵を作るみたいに 鍋に水と防触亜鉛付きフランジを入れて5分間沸騰させてみました。するとようやく回り始めて外れました。

ヤンマーからもらったパーツカタログと見比べて、これほど硬かった理由の一つがわかりました。本来つくはずのないスプリングワッシャーがナットの下に入っていたのでした。

加えてホースクランプのナット部分がスチールなために完全に錆びて固まって取れないホースクランプ。これはもう全く外れないので、手が痛いし、来週の仕事に回しました。

エンジン周りの部品を壊すとほとんど入手できないモノばかりです。 45年間も現役だった 補修パーツがもう製造されていないYS-8エンジンですので、小さな部品も壊さないように慎重に作業を進めたいのです。

なお、錆ついているスチールナットのホースバンドに嫌気がさしたのでABAのSUS316を注文したら小さいのでも1個800円以上します。ホースクランプだけで1万円を軽く越えました。トホホ。ただ、ホースクランプをケチってホースを取り外すときに怪我することや、ホースバンドの不良で海水の浸水の危険を思うと高くても良いモノをと。

でも、すぐにエンジンがお釈迦になったら、ホースクランプ代も無駄な出費なんでしょうが。。。

船内機のYS8が修理不能になったら次はトランサムに船外機をつけるほうが賢いでしょうから。

GW前にその他の部品が届けば、来週は炬口で整備作業の続きができるはずです。5月6日には国内半周航海に出発する予定でしたが、だんだん難しくなりつつあります。

明日はレース艇の回航、日曜日は淡輪で舵杯です。

 

 

 
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プロフィール
元ヒコーキ野郎

2023年10月現在、忠臣蔵で有名な播州の片田舎に住む。GOING GREENな農民。趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線(JE3LJK)・薪ストーブ。ヨットで2023年中に日本一周、コロナ収束後にシングルハンド世界一周を目指しています。最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。(プロフ写真は最初に飼った鳥猟犬ブリタニースパニエルのベッカム号)

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