私がレースの合間の休憩時間に デッキにお尻をどっしりついて座っていると レース艇の他のクルー達から、『あっ、岸本さん まるで漫画の【ハチミツ食べてるクマのプーさん】みたい』とのこと。確かに言い得て妙であります。
2019年4月にオリオン兵藤さんのナウティキャットで蒲郡-高知にゲストとして乗せてもらった際に、クルーの彦坂さんから教えてもらった2つの大事な教え
1.『自慢は知恵の行き止まり』ですぞ。 自慢ばかりしていると人の話を聞かなくなるので情報が入らなくなる。謙虚になりましょう。人の話をちゃんと最後まで聞ける人が『良い人』なのです。 (岸田首相も良い人?)(1週間前も3回目ワクチンで気が緩んで黙食せずに自慢しゃべりしてて先輩から叱られました)
2. 『どうして、それほど機敏に動けるのでしょうか、運動は何かなさっているのですか』との私の問いに、『週1回のヨガ教室だけ』とのこと。『ヨガはヨットに良い!』
高知までの船旅から戻ってきて、まずは2番目の教えを実行しました。 お隣の市、小野市匠台のスポーツ教室にさっそく通い始めて、もうすぐ3年です。ただ、途中武漢熱のために介護中の母にコロナを移さないようにと大事を取って2020年初めから2021年2回目のワクチン接種まではかなりお休みしてました。3回目のワクチン接種を済ませましたので、ちょっと安心して今朝も家内とヨガ教室に行ってきました。 もちろん不織布マスクは全員着用です。
現在、この小野市の1回50分のヨガ教室を2回 加えてピラティス教室1回と、週3回受講しています。 彦坂さんのご助言通りで、柔軟性と筋力が改善されたお陰で、ティラーを持って操船しながら上体をクネッと回して後方の船舶を見ることができます。(以前は上半身だけでは体が回らなので、体全部を後ろに向けないと後ろが見えませんでしたから)。
つい先日も 夜が更けて さぁ家に帰ろうと自艇から降りようとしたところヨットのバウで足が滑って岸壁と槍付けヨットの間に体が宙ぶらりんになりましたが、フォアステイを右手人差し指1本と右足ふくらはぎだけをワイヤーに絡めて体重を支えて体を持ち上げて復帰し、落水せずに済みました。 (的形は真っ暗な夜でしたし、マリーナには休日で人がいなかったので、以前の私の体力なら冷たい海に落ちてどうなっていたことやら。。。でも勿論 救命胴衣は車を降りる時から再び車に乗るときまでいつも装着しています。小型飛行機のときからの癖でもあります。)
いずれにしても もう若くないから もう空手もサッカーも水泳もできませんと逃げずに、加齢のせいにせず、何歳になっても、筋力と柔軟性の維持ではなくて、それらを向上させるように 努力し続けることが重要だとつくづく感じました。
なお、クマのプーさんはどんくさいイメージですが、実際、本物のヒグマを撃ったことがある私は熊がいかに素早く動ける獰猛な猛獣だと言うことも知ってますので、熊のプーさんではなく俊敏な本物の熊のようになるまで、ヨガとピラティス続けることにします。 彦坂さん、ご助言どうもありがとうございました~! 感謝してます。
では、これから新西宮にセイルの修理に行ってきます。
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