見えなア缶 2個目を作りました やっぱり他船から発見してもらえるように みえなア缶 レーダーリフレクタでしょ AIS-Bプラスも待ち遠しい

私は何でも気に入ると複数買ったり作ったりします。 現在無職と言うか 晴耕雨読の農民である 私は『サンデー毎日』ですが、本日は本当の日曜日で雨なので RYAの教科書を少し読んでから 見えなア缶のレーダーリフレクター作りました。

見えなア缶は1回目は大失敗でリフレクターにならずにゴミ箱行きで、2回目にようやく成功、そしてこれが3回目です。2つ出来上がりましたので縦に二つ重ねて効果を上げるつもりです。四日市海保のオススメ通りの方向になるように網に入れてタイラップで締めあげて袋の中でレーダーリフレクターが違った方向に向かないように固定しました。(壁にぶら下げたので 方向がオススメ方向と少しずれていますが、鉛直方向になると四日市海保オススメ向きになります)。

この網を船尾のレーダーアーチ(改め 醜いハシゴ脚立レーダーマウント)に括り付ければ、船と一緒にユラユラ揺れてリフレクターの効率が向上して更に安全度が大幅に上がるはずです。

他船や危険物(とくに浅瀬と陸地)発見には見張りが一番、次がレーダー、最後がAIS。特にAIS-Bは大型船用のAIS-Aと違ってそれほど頻繁に送信しませんし、出力も2Wだけです。飛行機のトランスポンダーなら ほぼ全機に装備されていますし 小型機も大型機も同じように送信し かつ 管制官にレーダー画面でしっかり見てもらってます。ところが、船版のトランスポンダーであるAISは多くの大型船と一部の小型船しか送受信していませんし、海上管制では飛行機の計器飛行のような徹底した管制は望めないのです。そのため安全離隔を確保する観点での信頼度はそれほど高くないのです。よって、FRP製のヨットであるAGEHA号は自艇のレーダーで相手を見つけると同時に、やっぱりレーダーで他船から少しでもよく『見えなあかん』と思って『見えなア缶』をダブルにしておくほうが安心かなと作ってみたわけです。

(ちなみにヨーロッパでは AIS-Bプラス というほぼAIS-A並みの頻度で自艇位置等情報を5Wで出力するものが既に認可されているようですが、電話して担当者に聞きましたが、わが国ではまだ国交省も総務省は検討すらしていないそうです。 錨 いいえ 怒! 昭和のダジャレで失礼)

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プロフィール
元ヒコーキ野郎

2023年10月現在、忠臣蔵で有名な播州の片田舎に住む。GOING GREENな農民。趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線(JE3LJK)・薪ストーブ。ヨットで2023年中に日本一周、コロナ収束後にシングルハンド世界一周を目指しています。最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。(プロフ写真は最初に飼った鳥猟犬ブリタニースパニエルのベッカム号)

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