アマチュア無線を使わないと通信ができない背景が問題 総務省と国交省 日本が米の51番目の州になったらな~

今回の知床観光船事故を無線や通信のせいにするな。 第一義的問題は二重底低温対応のライフラフトもなしに極寒の海に客を運ぶことだ。 事故はいつかは必ず起きるとの前提に、命を守る設備をちゃんと備えたうえで、止水浸水対策や避難誘導訓練していることが最優先のはず。

でも、通信は効率的なSARには欠かせないし、なによりmayday遭難信号の前に pan-pan緊急通信を確立していたら、事故の結果は違っていたかもしれない。

アマチュア無線の使用を問題とするなら、マスコミも政治家もマリン用HF/VHF機の日本価格が高すぎることや免許状の実質更新費用が高すぎることや海岸局設置の実質的高額費用などこそを即座に直すように動くべき。 その背景を抜本的に改善すべきだ。 日本の価格料金だけが マリン用無線機も更新費用も衛星通信も バカ高いことを何とかしろよ。 アメリカ並みに価格が安ければ 事業者もヨットマンも知床全域どころか地球の裏まで届くマリン用HF機を使うし、衛星通信もドンドン導入し継続して活用するだろう。 一番安いはずのPLBだってなぜアメリカの2倍も3倍もするんだ。 国際価格に比べてマリン通信関係はとにかく高すぎるんだよ。 通信が無線が大事なら、総務省も国交省も経産省も国会議員も自由民主党も、欧米価格まで下げろよ と声を大にして言いたい。

菅総理は偉かった、国際料金比較で日本のスマホ料金だけが高いと値下げさせた。

そもそも FMの国際VHFで出力5Wや25Wで地上高が低い低利得のGPアンテナでは通常では(海保に繋がる中継基地や中継アンテナが設置されていない状態の)知床半島すべてをカバーするわけがない。 現在の携帯電話なんて微弱でもっと高い周波数を使っているのだから飛ぶわけがない。 そんなことを知らずに行政している国交省と総務省や公明党の斎藤大臣が大問題。 マリンHF機や衛星電話の費用が高すぎるから遠距離通信が可能なアマチュア無線を使ったのだろう。 だって、アマチュア無線機器だけはHFもVHFも欧米価格と変わらない価格で導入できて、維持更新費用も僅かだけで、マリン用のように利権にまみれた異常な高価格と違うからだろう。かつ、無線の取り締まりは神戸港での国際VHF16chで中国語やタガログ語での業務外通信も全く取り締まりされていないように日本国内はほとんど無法地帯なんだ。総合通信局がアメリカFCCのような厳しい取り締まりを知床でのアマチュア無線にできるわけがない。安くて捕まらないのだったらと企業倫理観が低い会社は悪用したのだろう。(同じ悪用するならアマチュア無線で緊急通信をもっと早くして欲しかったけど。)

(海保と総合通信局は運用している局を捕まえるのではなくて港に係留しているヨットマストの無線アンテナやレーダーを目当てに形式だけの取り締まりをするだけ。従事者免許証と無線免許状を確認するだけで機械的に捕まえるだけ。実際の運用内容まで取り締まるだけの能力も知識も意思も持ち合わせず、保安官は考査対象でもある簡単にできる検挙数だけを競っているだけ。海保は日本国民をいじめるそんな時間があるなら北方領土と尖閣と竹島を日本のために守りに行けと言いたいけど。)

あぁ~。私の好きな無線と飛行機とヨットのことを考えると、加えてウクライナの惨状を想うと、一文字ヨットクラブの先輩が言っていた通り、もっと自由に安価に無線と飛行機とヨットボートができて軍事的安全保障面から『日本がアメリカの51番目の州になれば良い』という意見に同調したくもなる。日本の人口は多いから今の日系アメリカ人のような単なる少数派にはならないはずだし。

とはいえ、私は船尾のフラッグポールには日章旗を揚げたいのです。わがAGEHAは日の丸を揚げる日本国籍船です。 :)

青山繁晴議員のブログの問い合わせ欄に マリンの無線関係を何とかして と書いてみます。 彼はブログに送られてくるのはすべて自分で読んでいるそうですから。 そしてこの議員は郵政利権にまみれてないはずですから。

日本ブログ村のブログランキングに参加しています。左下のヨットを1日1回クリックしてくだされば大いに励みになります。よろしくお願いします。
にほんブログ村 マリンスポーツブログ ヨットへ

プロフィール
元銀行員 元ヒコーキ野郎 元会社経営者
あげは岸本

『忠臣蔵』で有名な播州の片田舎に住むGOING GREENな農民。 趣味は狩猟・射撃・釣り・カヌー・ヨット・航空機操縦・アマチュア無線JE3LJK・薪ストーブ。 ヨットで日本一周、シングルハンド世界一周を目指しています。  最近特に凝っているヨットを中心に、日頃の感謝とボヤキを綴ります。少しだけ政治や世相も批判しますがどうかお許しください。

あげは岸本をフォローする
ボート・ヨット
スポンサーリンク
あげは号の冒険

コメント

タイトルとURLをコピーしました