まずは、クォーターバースのクッションと備え付けの床板を撤去。これで座った状態で頭もあたらない程度の空間ができるのです。しかし、この艇にはFRPのつるつるのインナーハルがあるためにそのままだとハルの曲線で、私の加齢とともにより硬くなった足首や指先関節は少しの傾斜でも音を上げてしまいます。すぐにとても苦しい体勢となり作業が何もできないのです。これまでは使わない救命胴衣をテキトーに10枚ぐらい順番にならべて水平面を作っていました。救命胴衣の材質のおかげで ひざは痛くなかったですが救命胴衣自体が滑るので作業するにはやはり無理がありました。そこで今後のエンジンやスタッフィングボックスの整備性を上げるためにも床製作をと友人のアドバイスをいただき、製作してみました。
しかし、その出来栄えがあまりにも悪かったのでその友人がプラダンの型取りからすべて手本を見せてくれました。それがこの写真のです。材料は12mmの合板です。脚部分には転がっていた角材で補強しています。
これがあると作業性が大幅に上昇。排気管もエンジンも配線作業もシャフトシール等の整備もずいぶん楽になります。
つぎにFFヒーター設置の準備作業です。まずはハルの穴あけから。


写真右はトランサム中央最上部のFFヒーターの排気口。
Ebayで買ったFFヒーター排気用スルハルは外径36㎜と純正のモノより少し大きい。そのために新西友人は近くのコーナンPROにわざわざ電話をしてくれて37mmのホールソーがあるかを確認。 さっそく二人でコーナンで入手。穴はばっちりあきました。


私はトランサムの内部側に抱いているFRP補強された木製プロパンボックスをパナソニックのマルチツールFRP用ブッシュ刃とマキタのジグソーで切り取り排気管を上部に立ち上げるスペースを確保。
友人が持ってきてくれた集塵機で吸いながらの作業だったのでマスクもなしでFRPのイガイガ被害もなしにその日の作業は終了。
新西からの友人君どうもありがとうございました。すべてあなたのお陰です。エバスの新品ヒーターをいただいた上に、こんなに手取り足取りどうもありがとうございました。
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